顔色が暗い、肌に透明感がないと悩んでいる女性は多いのではないでしょうか?
もし、メイクを特別変えたわけでもないのに「疲れてる?」と聞かれる事があるなら、それは肌のくすみが原因かもしれません。
肌のくすみは、女性なら誰でも起こる肌トラブルのひとつです。
しかし、一口にくすみと言っても原因は様々です。
原因が何なのかをしっかりと把握し、正しいケアをしてあげないと悪化させてしまう事もあります。
そこで、ここではくすみの原因やその解決法を紹介していきます。
また、ホワイトルマンは肌のくすみにも効果があるとされていますが、実際どうなのかも解説していきます。
ホワイトルマンはくすみにも効果が期待できる
ホワイトルマンに含まれるビタミンCは抗酸化作用があり、コラーゲンの生成には欠かすことができない成分です。
その効果は、シミやそばかすだけでなく、肌のくすみにも効果が期待できると言われています。
ビタミンCの詳しい効果は以下の記事を合わせて読んでみてください。
また、ビタミンEもビタミンC同様に抗酸化作用がありますが、それだけでなく、肌に悪影響を及ぼす活性酸素を除去してくれる働きがあり、血行促進や肌荒れに効果があります。
その為、目の下にできてしまったくまや肌のくすみにもしっかりと効果が期待できるのです。
肌のくすみの原因とは?

肌のくすみの原因は様々ですが、一般的には「肌の角質層が厚くなってしまったことによって起こる」と言われています。
加齢とともに肌のターンオーバーの速度が低下してしまい、古い角質層が表面にたまってしまう事でくすんで見えてしまうのです。
角質層が厚くなってしまうのは、肌の構造が乱れて、肌にある水分が蒸発してしまい、乾燥してしまう事が原因で起こります。
乾燥すると、肌は保水機能を維持するために角質層を厚くしてしまうのです。角質層が厚くなってしまうと健康的な肌を維持できなくなってしまうので、結果、肌がくすんだように見えてしまう事になります。
生活習慣やストレスが原因
肌のくすみは、生活習慣の乱れで引き起こされる事もあります。
やってしまいがちのことがあれば、見直してみましょう。
スマホを見るだけで肌がくすむ「スマホぐすみ」

寝る前に何気なくスマホを使っていると思います。
しかし、そんなスマホがくすみの原因になっているというのは知らない人がほとんどだと思います。
スマホは、常にブルーライトを発生させていますが、このブルーライトは太陽光のように身体を覚醒させる効果があります。
その為、寝る前にスマホのブルーライトを浴びると睡眠の質が落ちてしまい、肌のターンオーバーのサイクルが乱れてしまいます。そうなると、角質細胞のキメが乱れて、くすみの原因になってしまいます。
ストレスで肌がくすむ「ストレスぐすみ」

ストレスを感じる人は、ストレスを感じない人に比べて肌のくすみを実感しやすくなります。
その為、ストレスも肌のくすみと関係があるのです。
ストレスを感じると「皮脂の分泌量の増加」を引き起こしてしまい、過剰に分泌された皮脂は酸化しやすくなります。
そうなると、肌のトーンが落ちてしまったり、肌に対して刺激を与えてしまう事になります。
エアコンが原因で肌がくすむ「エアコンぐすみ」

エアコンの効いた環境に8時間いるだけで肌のくすみを実感しやすくなる傾向にあります。
その大きな原因は肌の乾燥です。
エアコンの風に長時間あたる事で肌が乾燥してしまい、キメが乱れたり肌のツヤ感がなくなってしまったりして、くすんだような肌色に見えてしまうのです。
冬場の暖房だけでなく、夏場の冷房が効いた室内にいるだけで乾燥リスクが高くなってしまい、肌には過酷な環境になってしまいます。
不規則な生活で肌がくすむ「夜更かしぐすみ」

睡眠時間が不規則で睡眠不足になっていたり、夜0時以降に寝たり夜遅くに食事をしたりして生活のリズムが崩れると、肌がくすみやすくなります。
体内のさまざまな代謝や修復が行われているのは夜寝ている時です。しかし睡眠が足りてないと上手に修復されなくなってしまうので、肌のターンオーバーが滞ってしまい、キメが乱れたり、くすんでしまったりします。
夜更かしや夜遅くの食事は、規則正しい生活をしている人に比べて肌のくすみを実感しやすくなるのです。
メイク落としが原因で肌がくすむ「メイクぐすみ」

20代の女性がメイク落としにかかる時間は、約3割程度の人が30秒ほどで終わらせてしまうようです。
しかし、30秒程度のクレンジングでは、細かい小鼻の脇や顔の凹凸に残った汚れは落とせてない事がほとんどなのです。
酸化してしまったメイクの油脂は、角質肥厚が起こってしまい、これが肌のくすみの原因になるのです。
その為、洗浄力の高いオイルクレンジングを使うなどして、正しくケアするようにしましょう。
メイク落としの目安となる時間は、メイクをした時間と同じくらいかけて行うと良いでしょう。
メイクに30分かかる場合は、クレンジングもできるだけ30分かけて行うようにして下さい。
間違った肌ケア方法が原因
肌がくすみやすい原因として、普段から何気なくやっている肌ケアが影響している可能性があります。
間違ったケアをしていると、肌に良くないので、確認していきましょう。
念入り過ぎる洗顔

「洗顔はしっかりとメイクが完全に落ちるまで」と思って一日に何回も洗顔したり、一度の洗顔でゴシゴシ肌をこすっていませんか?
実は、この洗顔方法が肌のくすみを引き起こす原因になります。
しかし洗顔は、朝と夜の2回行うだけで十分と言われている為、過剰に行う必要はありません。
朝は水洗いだけで済ませてしまう人も多いと思いますが、できれば朝、夜ともに洗顔料を使用した洗顔を行う事をお勧めします。
また、洗顔料で肌をこすって汚れを落とそうとする人もいると思いますが、それでは肌を傷つけてしまいます。
なので、こすって汚れを落とすのではなく、「洗顔料の泡に皮膚の皮脂汚れを吸わせる」ようなイメージで行うようにしましょう。
洗顔方法と順番
肌との摩擦を防ぐためにも泡はケチらずたっぷりと使ってください。ふわふわの泡を作るなら泡立てネットを使うと良いでしょう。
泡立てた泡で顔を包むように塗ったら、肌の上で泡を転がすようなイメージで優しくくるくるさせてください。
顔を洗う順番は以下のようにすると良いでしょう。
↓
・鼻
↓
・額
↓
・頬
↓
・目元や目の周り
↓
・顔全体(最後に馴染ませるように行う)
熱いお湯ですすぎながら洗う

洗顔をした後のすすぐ水の温度は、肌の乾燥に影響してきます。中でも冷たいお水と熱いお湯を使った洗顔は肌が乾燥する原因を作ってしまうので、できれば避けましょう。
すすぎ洗いの水の適温は、大体33度から35度くらいのいわゆるぬるま湯が良いとされています。
では、冷たすぎる水と熱すぎるお湯がなぜ良くないのかというと、冷たすぎる水は毛穴が冷たさで閉じてしまい、汚れが落ちなくなってしまいます。
対して、熱いお湯は肌に必要とされる皮脂まで洗い流してしまうので、肌が水分を維持できなくなってしまいます。
ぬるま湯ならば、適度に毛穴が開いた状態になるので毛穴の皮脂汚れが落ちやすく、必要な皮脂は残すことができるので、肌に優しいのです。
洗い方は簡単で、ぬるま湯で約20回~30回程度洗い流してください。回数が少ないと皮脂汚れが完全に落ちてくれず残ってしまいますのでこれくらいの回数を目安にすすぎ洗いをするようにしましょう。
入浴の際、シャワーで一気に流してしまうのも避けよう

入浴時に化粧落としと洗顔を両方行う人も多いと思います。
しかし、そのままシャワーで洗い流してはいませんか?実は、これもできれば避けた方が良いのです。
顔に付いている洗顔料の泡に対して、シャワーの水圧は強すぎてしまいます。
その為、肌に負担がかかってしまい、将来的に肌のたるみにも繋がってしまいます。
面倒でも、入浴中の洗顔は、ぬるま湯を両手ですくって、丁寧にすすぎ洗いをするようにしましょう。
洗顔後、タオルで力強く拭き取る

洗顔をした後、水分を拭き取るのにタオルを使うと思いますが、細部まで拭き取ろうとして強く擦ってしまっている人もいると思いますが、これも避けましょう。
洗顔をした後の肌は無防備な状態になっているので、非常にデリケートです。
そのデリケートな状態で力強く拭いてしまうと、タオルの摩擦で肌がダメージを受けてしまいます。
さらに、タオルでの摩擦を繰り返してしまうと、くすみの原因だけでなく、ニキビや吹き出物などの肌トラブルを招いてしまう事があるのです。
洗顔後の肌に刺激にならないようにする為に用意したいタオルは?
肌を刺激しない為に以下のようなタオルを用意すると良いでしょう。
・肌を刺激しないような柔らかい肌触りのタオル
・洗いたての清潔なタオル
拭き方は、タオルを肌にポンポンと軽くあてて、丁寧に肌の水分を吸い取るようにしてください。
なかなか水分がとれないからといって肌を上下に擦ってはいけません。あくまでも、軽く叩くように吸わせてください。
肌のくすみを無くす方法は?
メラニンが留まる事を抑制し、排出促進効果のある化粧品を使う
できてしまったメラニンが肌の内側にいると、シミになってしまいます。
その為、メラニンがスムーズに排出されるようにする為に、肌のターンオーバーを促進させる化粧品を使用するようにすると良いでしょう。
肌が整う事で、くすみが解消される事もあります。
目の周りのくすみにはアイクリームを使うのもおすすめ
老け顔に見えてしまうくすみの原因は、乾燥によるものです。また、粉類などのシワよれの原因も乾燥が関係しています。
その為、夕方まで目元が乾かないようにするための朝のケアはとても大事なのです。
目元のくすみがどうしても気になる場合は、アイクリームを使うのも良いでしょう。
アイクリームを目じりからアイホール全体を経由するように馴染ませましょう。シワなどが気になる箇所には指先でかるく押さえるようにして浸透させると良いでしょう。
アイクリームを使用する場合、マイに理の基本ケアとして習慣化し、メイクの上からでも使える日中重視のものを選ぶことが大切です。
まとめ
肌のくすみは、生活習慣の乱れで引き起こされる事もありますが、普段の間違ったスキンケアでも引き起こされてしまいます。
中には気づかないうちにやってしまっている事もあるかもしれません。
その為、まずは普段のスキンケアを見直し、生活習慣を良い方向へと導いたうえで、ホワイトルマンなどの医薬品で治していくのが一番の近道です。